今回は伊豆市の指定史跡になっている
土肥金山のことについて書いています。
土肥金山は新潟の佐渡金山に次ぎ
日本で2番目に生産量を誇った伊豆最大の金山です。
江戸時代から昭和40年まで長い間稼働しており
総産出量は40tを超えるそうです。
今は土肥のパワースポットとして
観光坑道や砂金採り体験を楽しめる観光施設になっています。
土肥金山
一説には、足利三代将軍の頃1370年代に
土肥で盛んに金銀を掘り出したのが始まりとも言い伝えられている。

当時の家康の財政を賄った大変重要な金山として位置づけられていた。

昭和になってからは
住友鉱業や三菱金属が経営に参加して稼働を続けるが
昭和40年についに鉱量枯渇となり閉山した。
金山史跡には観光坑道がある
坑内巡りは、総延長100km以上にも及ぶ坑道の一部に
江戸時代の坑内作業風景を電動人形がリアルに再現しています。
また、坑内には『山神社』と『黄金の泉・銭洗い場』という
二つの金運アップのパワースポットがあります。
『山神社』では『黄金の鳥居』に触れ
『黄金の泉・銭洗い場』でお金を洗えば金運上昇⁉


園内は隅々まで清掃が行き届いていて
とてもきれいでした。


以前も別の所で坑道を見学したことがありましたが
昔の人は手彫りでよく頑張ったよなぁと
いつも感心しかありません。


機械や重機を使わない人力で
よくぞ100㎞以上も掘り進めたなって
先人たちの技術に感無量です。
観光坑道の長さは、350mで所要時間は約30分です。
コンクリート舗装されていてほぼ平坦ですので
車椅子・ベビーカーでも大丈夫です。
坑内の気温は年間を通じ、冬は暖かく、夏は涼しいです。
金山資料館
黄金館には巨大金塊以外にも
金鉱石など金山の産出品をはじめ1/8サイズの千石船や
江戸時代の様子を再現したジオラマなど、貴重な資料を展示しています。


リアルに当時の人々の苦労と努力、技術の高さが伝わってきます。


千両箱ひとつが今の価値でおよそ1億円だとか
金額には諸説あるようですが・・・
ギネスに認定された250kgの金塊には
触れることができます。
お土産、食事処
食事処はメニューも豊富で充実していました。
座席数も180席と多いので安心です。

新鮮な海鮮丼もありましたが
伊豆一周の旅の途中で海鮮は食べていたので
今回はとんかつと富士山カレーです。


食後の後には金箔コーヒーや
金箔ソフト、豪華な黄金ソフトなどが楽しめます。
旅の記念に良いと思いますね。
あとがき
30分1000円で砂金取り体験ができますが
金の粒を50個以上取れた人は名人として登録され
免許皆伝のキーホルダーが貰えるそうです。
1位のチャンピオンはなんと143個取れたそうですよ。
時間がなかったので砂金取りにチャレンジはしなかったので
次の機会があったら挑戦したいと思います。
伊豆半島一周も終わったし
さ~て、次は何処に行こう。