マリンピア日本海に列車とバスで行ってきた
列車で新潟に行く機会があり、時間が余ったので「路線バスに乗って」マリンピア日本海まで行ってみました。
地元以外で路線バスに乗る機会はめったになく、自身でも数えるくらいのレアな体験だったので、ブログに綴ることにしました。TV番組でいうところの、『旅先で行く小さな路線バスの旅』的な感じですかね。(*'▽')
意外に楽しかったので、今後も機会があったら挑戦してみたいなと思いました。
では、『小さな路線バスの旅』レビュー開始です!
まずは、新潟駅から「何処へ行こうかな」と思いを巡らせました。二十数年前にマリンピア日本海に子供と行ったことがあったので、久しぶりに行ってみようかなと、目的地は直ぐに決まりました。目的地が決まれば次の行動は「バス停探し」。新潟は都会だから駅が複雑だし、そもそも新潟駅周辺を歩くのも初めての経験。なので、まずはバス停が探せない!あっちウロウロ、こっちウロウロで時間を浪費して、結局は案内所をさがして「Excuse me」。すぐに難題は解決しバス停に向かう。そのバス停は、『新潟駅前ターミナル7番のり場、浜浦町線、水族館前ゆき』
乗車時間は約22分で、運賃は210円。およそ5㎞の小さなバスの旅、出発進行です。👉
ちなみに、本文には関係ないですが、新潟には凄いバスが走っていたので記念に撮影しました。『おー、スゲー!』と田舎者丸出しでしたね。
路線バスは新潟市内をゆっくり走り、約20分で7つ目のバス停、水族館前に到着しました。変わらぬ水族館の風景に懐かしさを感じながら、二十数年ぶりに入館に至りました。
※マリンピア日本海のページはこちら。
二十数年ぶりにマリンピア日本海に行ってきたら懐かしすぎた。(T_T)
館内に入ると、まずはグッズ売り場が左側にあります。入場しなくてもグッズやお土産が買えるように、入場口の手前に売り場がありました。お土産は帰りに購入することにし、グッズ売り場は取り敢えずスルー。
チケット売り場で入場券を購入、料金は大人1500円、子供600円、幼児200円、乳児無料。開館時間は9:00~17:00でした。
入場した印象は、二十数年前の遠い記憶しかないので、初めて来たかの様な新鮮な気持ちで施設に古さを感じることはありませんでした。東日本大震災に被災した『アクアマリンふくしま』のように、震災の爪痕がマリンピア日本海には無かったので、そこには安堵感がありました。
マリンピア日本海の館内は3F、12セクションに分かれていて、見どころは多く、とても広い水族館です。水族館は、宮城、山形、福島、茨城、千葉、東京、神奈川と多く見学してきましたが、マリンピア日本海は中でも規模は大きい方ではないかと感じました。
体験コーナーや、休憩エリア、屋外観覧エリアもありとても良い水族館だと思います。
※アクアマリンふくしまのページはこちら。
変わらない安定感と存在感。マリンピア日本海は老舗水族館。
魚の種類や数、展示水槽の数などは、安定感すら感じてしまうほど安心して見学できる水族館でした。大きな水槽に再現された海の中の世界観、まるで海の中に居るような感覚を体感できる水槽のトンネル、小さい水槽には深海の魚たちや、甲殻類、貝類、珍しい種類の生き物など多くが展示されていました。
※以下引用 マリンピア日本海HPより
新潟市中央区の西海岸公園地区に立地する「新潟市水族館マリンピア日本海」は、1990年7月に市制施行100周年を記念して開館しました。
23年目にあたる2012年9月より、施設の経年劣化や地震対策、バリアフリー化、新たな魅力の付加を目的に休館し、約10ヶ月にわたるリニューアル工事後2013年7月に新装再開館しました。
敷地面積は約40,000㎡、建物延床面積11,500㎡、水量3,000㎥で、展示生物は地域性の高いものからエキゾチックなものまで多様な分類群の水族約600種3万点を擁する総合水族館です。
リニューアルを契機に、展示を10のゾーンに再整理し、よりストーリー性を持ったわかりやすい展示で生物の多様性について紹介しています。
開館30年、リニューアルから8年が経てば仕方のないことではありますが、全体的には難なくまとまっていて安定感はある水族館なのですが、最近の新しい水族館と比べてしまうと、やや新鮮さは見劣りしてしまう感は否めないかもしれません。
ただ、30年以上営業してきた実績は、水族館の誇りとして感じましたので、この先も末永く頑張ってほしいと思いました。
『ペンギン海岸』の展示エリアは、少し残念だった。
子供さんに人気のペンギン海岸では、少し残念な感じがありました。
ペンギン海岸は館外の展示スペースで、以前は飼育員さんがペンギンを連れて散歩していたり、ペンギンと触れ合うことができるエリアでした。最近はコロナの影響でなのか否かはわかりませんが、ペンギン海岸の展示スペースが少し荒れていた様に思えました。水槽の中にはペンギンの食べ残した魚の残骸がかなりの数沈んでいて、見た目も悪いですが、生臭い異臭を放ち水も濁っていたのがだいぶ気になりました。その日だけのことなのか、たまたま清掃の直前だったのかはわかりませんので一概には言えませんが、その時の状況はそんな感じでした。子供さんに人気の「ペンギンさん」なので、かわいいイメージを大切にしてあげたいなと思いました。
時代の中で変ってしまった内容。残念だけど、これは仕方ない。
水族館の花形と言えば「イルカやアシカのショー」であるのことは間違いないでしょう。以前来た時も、イルカやアシカのショーを子供と一緒に観た記憶が残っています。
ただ、昨今のコロナの影響で、ショー自体に制限が掛けられていました。これは水族館側でもどうしようもない、不可抗力ではありますが…。
イルカのショーはやっていましたが、1日の回数は4回、日祝は5回の開催でした。この回数が以前より減っているのかはわかりませんが、1回のショーの時間は10分間と、短くなっている様に思いました。以前見せていたイルカの妙技の数が減っていて、あっという間に終わってしまった印象でした。輪くぐりや、ハイジャンプ、イルカの背乗りなどはやりませんでした。コロナの影響なので仕方ないですね。(T_T)。イルカにとってはラッキーですかね…。
アシカショーに関しては開催されていませんでした。これもたまたまなのか、コロナの影響でなのかはわかりませんが、この日はやっていませんでした。
HPにも開催予定は記されていなかったので、たぶん今はやっていないのでしょう。アシカのかわいい仕草も子供たちの人気だと思うので、とても残念です。
早く以前の様にイルカやアシカのショーが見られるように、平和な世界に戻ってほしいです。切に願います。m(__)m
レストランメニュー
昼食の時間を14時からのイルカショーの直前にして、ゆっくりレストランで食べてきました。予想通り店内はガラガラで、落ち着いて休むことができました。
海鮮丼に目を惹かれたのですが、昼は麵ものにして「五目うま煮麺」1100円にしました。見た目通りの美味しさで、満足させていただきました。ごちそうさまでした。
店内はしっかりと消毒が行き届いてる様子で、スタッフさんの応対も適切でした。コロナ過に於いても安心して食事を楽しむことができました。
あとがき
今回はバスと列車の旅だったのですが、水族館に到着時に帰りのバスの時間はチェック済でしたので、帰りに忙しくなることはありませんでした。
ということで、この日は15時21分のバスに乗って帰路につきました。
久しぶりに列車とバスの旅を楽しんだので大満足ではあったのですが、ここから先が長かった~(T_T)、ので
路線バスで新潟駅まで行って、みどりの窓口で切符を購入しました。そこからまずは、白新線、各駅停車村上行きで、坂町駅まで行き乗り換え、坂町駅から米坂線で米沢駅まで。米沢駅からは奥羽本線で福島駅まで行き、福島駅からは飯坂交通の飯坂線に乗り換えて帰りました。6時間以上掛けて列車の旅を終え、疲労と満足感でいっぱいでした。
疲れたけど、列車の旅も楽しかったなと思いました。
ローカル線の車内は人影はまばら…1両貸切?くらいでした。時間があれば各駅停車でも味があって楽しめました。ただ、夜はただ闇の中を走っているだけなので、景色は当然何も見えません。ただ駅を通過していくだけ。それが楽しかったんですけどね。約6時間掛かったけど金額は3410円。安いわ~。(>_<)
※新潟 瀬波温泉汐美荘の記事はこちらから。