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XL883L Super Lowのオイル交換しました。

2021年10月5日

Harley-Davidson XL883L Super Lowのオイル交換しました。

ハーレーってバイクはとっても種類が多くって、超大型のトライクから、おなじみのツーリングバイク、アメリカンチョッパーまでスタイルはいろいろです。世界的にハーレーが人気な理由は、自分の好みに仕上げられるからって答えを多く耳にしますが、とにかく純正パーツや社外パーツの数が多いことも特徴のひとつです。
要するに「自分仕様にカスタムできるバイク」な訳です。私がこのバイクを選んだ理由も、この答えと同じで、世界に1台しかない自分の愛車、No1ではなくonry1のバイクが欲しかったからです。

そんな自由なバイクのHarley-Davidsonも時代の波には逆らうことができず、とうとう2021年をもってこのスポーツスターブランドは無くなってしまうことが発表されました。悲しすぎる…(T_T)💦

欧州から始まったガソリンエンジンへの規制の波が大きいようで、64年続いたスポーツスターの歴史が正式に終了することが決まったようです。

アメリカでは2020年ですでにXLシリーズの新車発売は終了しているらしく、もうスポーツスターを新車で買うことは、永遠にできなくなってしまったのです…(T_T)
※参考文献『ベストカーWEB』に関連記事が出ていましたので、張らせていただきました。
今までのスポーツスターシリーズに変わる新しいカテゴリは『Harley-DavidsonJapan』のホームページに載っていましたが、スタイル的にだいぶ変わってしまい、スポーツスター愛好家は複雑な気持ちではないでしょうか…私は残念で仕方ありません。。。

なお更、自分の愛機を大切にしなくてはと、我がスポーツスターに愛情が湧いています。自分がお爺ちゃんになるまで、ずっと大切にしようと心に誓いました。

私のバイクは、Harley-Davidson XL883L Super Lowというバイクです。このバイクはハーレーの中でも歴史が1番古いと言われている、「スポーツスターファミリー」の一員です。ハーレーのバイクの中では小さくて軽いバイクの部類です。軽いと言っても260㎏近くはあるんですけどね…。これを選んだ理由は「ズバリ足つきの良さ!」です。

私は身長が高くないのですが、このバイクの足つきの良さは完璧でした。初めてまたがった時に、カルチャーショックを受けました。ハーレーにこんなに足がつくバイクがあったんだ!と…。このバイクはXLシリーズのローダウン仕様で、ハーレーの中で1番シート高が低いバイクです。これなら自分でも両足ベタつきでした。

いつかはハーレーって思っていた自分にとっては衝撃的なことで、感動のあまりその場でバイクを衝動買いしてしまいました。その時は「免許の限定解除もまだだったのに」先にバイクを買ってしまったのです。それからせっせと教習所に通い、約3週間で免許を取得。晴れてハーレー乗りになった訳なのでした。

前置きが長くなりましたが、そんな愛車のスポスタくんのオイル交換をしたので、記事にしてみました。愛車の備忘記録のつもりで書きましたので、記事の内容も自己満足です、あしからず。

OILはレブテック20W‐50、エレメントはキジマに交換。

去年の10月に車検を受けてから1年経ったので、今日はオイル交換をしました。
1年間で走る距離はそんなに多くはないので、1年に1回のペースでオイル交換をすることにしています。走行距離に関係なく6カ月でオイル交換をした方が良いと言われる方も多いですが、自分は1年に1回、オイルとエレメントを交換しています。オイル交換のタイミングについては、今回は深堀せずにスルーします。

前回は車検の時に一緒にやってもらったけど、次回からはオイル交換とエレメント交換は自分でやってから車検を受けようと思っています。工賃が馬鹿にならないし、出来る範囲で愛車のメンテはやりたいなと思ったので。
手を掛けると愛着がもっと増しますし、大切に乗るようになりますからね。
それではスタートです。

まずは、使用オイルの紹介です。オイルは『レブテック REVTECH エンジンオイル ピュアアドバンス 20W-50 946ml』です。楽天市場でまとめて購入しています。
XL883Lのオイルの量は2.65Lなので、約3本必要になります。
次にエレメントです。今回のエレメントは『キジマのオイルフィルター で、マグネット内蔵の クローム』にしました。エンジンがクローム多様のエンジンなので、今回はクロームのエレメントにしてみました。黒のエレメントより、よりこっちの方が一体感があって自分好みでした。(*'▽')

おまけで、GMCサバナのオイル交換時に添加した『リスローン』が少し余っていたのでこいつも入れておきました。リスローンだけでも記事がひとつ書けるくらいのアイテムですが、先に進まないので今日ところは割愛しておきます。いずれメインで記事を書いてみたいと思います。

オイル交換前の準備開始。

オイル交換を始める前に道具の準備をします。まずはオイルとエレメント。その他に、エレメントレンチとラチェット、廃油を受ける箱とビニール袋に入れたくず紙。オイルドレンホースを固定しているバンドを外すドライバー。エレメント部分から漏れるオイルを受けるプラ板、オイルジョッキを準備して完了です。

ここでチェックポイント!
まずは廃オイルを受けるダンボール箱。以前は廃油を入れるダンボール箱をわざわざホームセンターやカーショップで買っていました。3~400円程度はした記憶があるけど、捨てるために使うものにお金を出すのはもったいないので、最近は楽天市場で買い物をした時の小さめの箱をストックしておいて使っています。オイルを固める凝固剤の代わりは、シュレッダーに掛けた雑紙を使っています。廃油は固まらないけどタプタプの液体感は無くなるのでこれで充分かな~と思ってます。自治体のゴミ出しの条件にも違反していないので、このまま可燃ごみでOKですね。

ここまで準備したらエンジンを少し暖機します。本当だったら適当に走ってくれば良いんだけど、この日は天気が悪かったので5分程暖機してスタートしました。

手順①オイルを抜く

まずはオイルタンクのフタを外します。これって何回やってもやりずらいな~って密かに思っています。最初が硬くて回らない!って…そう思っているのは自分だけ?
この作業はオイルの抜けをよくするための通気口を作るためです。


次にドレンホースを固定してるバンドを緩める作業です。
国産からハーレーに乗り換えた人は、まずみんなここでビックリするはずですね。エンジン下部を捜せぞ捜せぞドレンボルトが見つからない!!って。
見つかる訳ないですよね。だって無いんだもの…。
初めてHarley-Davidsonに乗ってビックリしました。この発想がアメリカン的な思考なのか!と強く衝撃を受けました。
エンジンオイルを抜くドレンの先にゴムホースがくっついていて、そのホースの先っちょに栓をぶっこんで上向けて固定しとけ~!って軽~い感じ(自分にはそうとしか思えない)でメンテナンス性は極めて良好にできています。最初はこれで大丈夫なの?って不安になりましたが、天下のHarley-Davidsonがやってるんだから問題はないのであろうと、今では完全肯定派になっています。


ドレンホースの先からチョロチョロとオイルを抜きながら、次の作業の準備に入ります。

手順②エレメントを外す

次は、エレメントを外します。1ℓの携行ガソリン缶を外してから、エレメントレンチでエレメントを緩めます。が…これがまた硬くてなかなか緩まない。何でこんなに硬く締めたんだー!っと半ギレになりながら何とか緩めることに成功。前回のオイル交換はHarley-Davidsonの専門ショップで車検時に行っているので、エレメントの締め付けトルクを考えてない訳はないであろうから、熱で固着するんだろうと解釈しています。


ちなみに写っているのはデグナーのドリンクホルダーです。ガソリンの携行缶を取り付けるホルダーが欲しくていろいろ探したんだけど、自分の好みのものがどこにも無くて、視点を変えてドリンクホルダーから捜してようやく好みの物を見つけました。楽天で4,950円で購入です。ドリンクホルダーにガソリン携行缶載せて大丈夫なのか?とお声が聞こえてきそうですが、取り付けた安定性や安全性は問題ないと勝手に判断しています。しかし他人にはお薦めはできませんので、あしからず。

エレメントレンチはモノタロウで購入しましたが、2,000円弱だったと思います。緩める際に大きな力を掛けるので、エレメントレンチはしっかりした物をお薦めします。固着して結構きつく締まってますので…。
今回はオイル受けにクリヤーファイルを使用しましたが、使ってみて後始末が意外に面倒でした。なので次回からは、他の方が多く使っている牛乳パックを裂いて使うことにしました。先人の知恵を調べることは重要ですね。(*'▽')

手順③新品のエレメントをつける


無事にエレメントを外したら暫く時間をおき、オイルが垂れなくなるまで放置。その際にエンジン側のエレメント取り付け面をパーツクリーナーで洗浄し、新しいエレメントに100ccのオイルをあらかじめ充填して、パッキン面にオイルを塗っておきました。

手順④オイルを入れる

充分にオイルを抜いたら、エレメントを取り付けます。エンジン側の取り付けネジを舐めない様に慎重に、パッキンがエンジンに接触するまで手でゆっくりと回します。硬くなったらそこからエレメントの周囲四分の三程度締め込んで終了です。

ここでポイント!
エレメントの周囲四分の三程度締めるのは、手でも十分に締められる力加減です。こんなに弱くて良いの?って心配になって、ついついレンチで締め込んでしまいがちなので、この点は要注意です。締めすぎると次回エレメントが固着して外れないとか、酷い場合はエンジン側のネジ山が損傷してしまうこともあるので十分注意が必要です。そこまで行ったら数十万円の修理代は覚悟しなくてはなりませんので、ここは重要ポイントです。


自分の場合は、最後に車で使用している『リスローン』を少しオイルに混ぜて入れています。リスローンはエンジンのオイル漏れを止めてくれる優れものの添加剤で、あらゆるエンジンのオイル漏れを止めます!ってパッケージに書いてあります。その強気の掲示にもアメリカンテイストを感じますが、入れて悪いものでは無いであろうと思い気休めで入れています。何でも経年劣化で硬くなったパッキンの弾性を復活させてくれる効果があるようですね。


定量の2.65ℓのオイルを入れたら、レベルゲージで確認をして終了です。オイルは入れすぎも良くないそうですが、2.65ℓでちょうどレベルゲージの半分くらいの量になっていました。

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あとがき

オイルを入れて10分程度暖機しましたが、オイル漏れはありませんでした。
後日紅葉を観に近くの吾妻山を数十キロ走ってきましたが、オイル漏れの問題なかったので今回のオイル交換は、これで無事に終了になります。その時の様子はBuzzVideoに投稿してあるので良かったら観てください。『ハーレーの3拍子が心地い。吾妻山の紅葉ツーリング』
オイル交換後に走ったエンジンの様子は、特有の機械音とバタバタ感が少し緩和されたように感じました。
オイル交換ってやっぱ大切だよな~って、あらためて実感しました。(^o^)

ハーレー関連では、山形県の熊野大社に行った記事がありますので、是非合わせて読んでみてくださいね~。(^^)/
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