今回は愛車に施工したガラスコーティングと塗装のDIYついて記事を書きました。
施工してあるガラスコーティングは「SOFT99,G'zoxハイドロフィニッシュ」です。
現在はシリーズのネーミングが変わって「SOFT99,G'zoxリアルガラスコート」になっています。
磨きの材料や塗装のDIYは、どこにでも売ってる「ソフト99シリーズ」で行っていますが、素人のDIYなので手慣れた方への参考には全くなりません!💦
ので、完全素人の方の「参考」程度で見てください。
施術してあるコーティング剤は疎水性タイプで、汚れが雨と共に流れ落ちるというコンセプトを謳っています。年に1回のメンテナンスを受けることにより、5年間のサポートが付いていました。
施工費用は、車格が特大サイズのサバナの場合は税込み¥165,000、年1回のメンテナンス費用が税込¥13,200となっていました。
今回はこのガラスコーテイングが施工5年目を迎えるので、効果の検証と5年間の感想を書いていきます。
※保管場所や手入れの方法で効果の持続性は大きく変わると思いますが、この記事の感想はあくまでも完全に素人の筆者の主観です。
ガラスコーティング、G’zoxの効果検証、5年持続は本当?
まず始めに、愛車サバナに施工してある『G’zoxのコーテイング』の効果について。
洗車頻度と洗い方、駐車環境でコーテイングの持ちに大きな差が出ると思うので、サバナの情報を書いていきます。
駐車環境は屋根なしの「青空駐車」で洗車頻度は、雨が降れば週1回、雨が降らなければ2週間に1回程度で、月に1~3回は洗車をしていました。洗い方は洗車機にINして高圧ジェット&泡シャンプー¥700を毎回利用。
「本当に車を愛する人は洗車機には入れん!」と回りの人によく言われましたが、「最近の洗車機は優秀ですよ~(笑)」と軽く返しています。
実際に最初の何回かは手洗いで洗車していましたが、車格がデカすぎて直ぐに手洗いには限界を感じました。2m30㎝近いルーフの上を洗うのはかなり厄介で、完璧には洗えないな~という理由が一番ですね。
もちろんモコモコの泡で優しく手洗いすれば車の輝きが持続するのは良く分かります。でも、それができなくて洗車機に入れるから、硬い被膜のガラスコートを¥165,000も出して施工した訳でもありますね。
いつも利用する洗車機は割と新しい機種のもので優秀なタイプだと思いますが、確かに洗車傷は入りますね。でも、ルーフの上がきれいに洗えるのはやっぱり嬉しいので毎回利用しています。
そんな訳で、1年間に洗車機に投入した回数はざっと30回~35回くらいだと思います。コーテイングのメンテナンスは1年に1回はちゃんと行っていたので「メンテから戻ると艶が復活!」を、4年間継続していた感じです。
洗車回数は4年間でおそらく80回~100回くらいはやったと思いますが、施工4年目のサバナの写真がこれですね。
塗装に接写した画像ではないので洗車傷は写っていませんが、ボンネットとルーフの前部分の艶は側面より確実に落ちていますね。でも、周りに雪が写っていますが、残雪の道路を走ってきた割にはキレイに見えていますね。太陽が出ていたこともありますが、4年間洗車機に入れ続けてもこれだけ艶感が残っていればOKかな~って筆者は満足していました。
G’zox施工から5年目の状態
施工直後はこんな感じで、日光が当たるといい感じのな艶感が出てましたね。
上の画像が施工4年目、下の画像が施工1年目です。
同じ条件での撮影画像ではないので全く比較にならないかもしれませんが、「パット見」だけ比べてみました…
4年目くらいまではこんな感じで、違いがよくわからんな~。
しかし、5年目に突入した頃から部分的に少し変化が出てきたのを確認。
それは、右側の前後オーバーフェンダー部分にコーティングの剥がれたところが見つかったことでした。
よく見ると剥がれていたのはコーティングではなく、塗装のクリヤー剥がれている状態でした。
(剥がれた部分の写真を撮るのを忘れてる💦)
塗装のクリヤーが剥がれたから一緒にコーテイングが剥がれたのか、コーテイングが剥がれたから塗膜を守れなくなってクリヤーが剥がれたのか、何が原因かはわかりませんが…
最初は塗装も含めてコーティングの再施工を考えていたのですが、車検と時期が重なったこともあり見積額が軽く30万オーバー!
直近5年間で修理やメンテに300万以上飲み込んでいったサバナは2006年式なので、御年17才。
走行距離も13万㎞超で、あと何年元気に走ってくれるのか、悲しいけど正直わからない年式です。なので、外注には出さずDIYでコーテイングをやろうと決定。
オーバーフェンダーの塗装も愛車だからこそDIYでやってみよう⁈と決断し、さっそく取り掛かることになった訳です。
塗装のDIYに挑戦
さっそく取り外して研磨開始!
せっせとペーパーで磨いてから、脱脂→サフェーサー3回塗り→塗装5回塗り→クリヤー3回塗りと工程を踏んでいきました。
もちろんサバナの塗装色は『純正カラー』と同じ色が売っている訳ではないので、ホームセンターで似ている色のボデーペンを2色を買ってきて交互に塗装。
『素人』がそんな適当な材料使って上手くできる訳ないじゃん!って声が聞こえてきそうですが、考えるより行動ということで…
案の定全然違う色に仕上がりました💦…が、それも想定の範囲内ってことで。
クリヤーが剥がれた状態でいるよりも「見映えは全然良い」ですし、塗装費用も1/20以下で収まったので満足です。
左右のオーバーフェンダーだから「同時に見比べはできないじゃん!」
そう自分に言い聞かせました💦
ただ、もちろんサイドステップとは全然色が合っていませんが…
DIY、DIY…だってDIYだもの!自己満足できればOKでしょ?
コーティング前の磨き工程
一週間塗装を休ませてから「塗装面の肌調整」の工程に入りました。
肌調整は「9800番の液体コンパウンド超鏡面用」を使用してソフトに1回だけ施工。
プロの塗装はクリヤーを塗った時点でそれなりの艶がでてそのままコーティングを施工できるらしいのですが、素人施工では当然そんな仕上がりにはなりませんでした。そのため肌調整の工程が必要になった訳です。
磨き工程に使った道具の紹介
コーティング前のこの工程が「1番大切」な作業だと感じました。
作業に使った道具はこんな感じです。
・コーティング専門店のコート前のクリーナー
これはそのまんま、商品名に書いてある通りのアイテムです。
YouTubeでこれを勧めている動画が多かったので、詳しい方々の助言通り使いました。良い悪いを判断する基準が素人にはありませんので、詳しい方々が「良い」と言ってるので良いんでしょう…💦
・ランダムサンダー125㎜
ランダムサンダーは、木工作業のDIYでいつも使っているものを利用。これは、リョウビ(現在は京セラ)のランダムサンダー125㎜の類似品みたいなものを近くのホームセンターで以前に購入していた物で、確か3,980円だったと記憶しています。
一応「ダブルアクション」です。これも、他の物を使ったことがないので「違いを比較できず」まぁこんなものなんでしょうと認識…
・バフ・スポンジ
これも近くのホームセンターで購入、今回使用したのは「スポンジ」のみで198円でした。
・コンパウンド
使用したコンパウンドは、塗装の時に使用したものと同じものを利用。塗膜の状態に合わせて「9800番→7500番」と細かい方から先に使って、きれいにならなかったら少し粗いものを使うという感じを繰り返しました。
さすがに素人でも、ランダムサンダーで磨いた面のキレイさはわかりました。次回はもう少し上手に出来そうだなと「良い経験に満足」でした。
G'zoxリアルガラスコート最上位CiassMをDIYする
さて、いよいよここからが「本番」、1番緊張したのがこの工程でした。
DIY施工に選んだものは、soft99 シリーズの『G'ZOXリアルガラスコート classM』です。
このアイテムを選んだ理由は最初にも書きましたが、まずは「5年前に施工したものと同じもの」ということと、「楽天市場で購入できたから」という二つの理由で選びました。価格も送料込みで¥7,800は魅力的でしたので。
ネットで誰も言っていなかった「独自の小技」を実行
前出しの「道具紹介」の画像に『スポイト』が写っていますが、これが今回の独自の工夫で使用したアイテムです。
今回チョイスしたガラスコーテイングは、5年前に15万円でプロに施工してもらったシリーズの『G’zoxのリアルガラスコート』シリーズの上位品です。このコーテイング材は「2剤式」で使用時に1剤と2剤を混合するタイプのものです。
もちろん「一度混ぜたら使い切り」が必須で、その日のうちに使い切らなくてはなりません。DIYの1番「悩ましいところ」ではないでしょうか…
それは、「2日間は絶対に雨が降らない日」を選ばなくてはいけないこと、「ボディ全体を1日で施工しなくてはならない」ことの2点が理由です。
青空施工の素人にはなかなか厳しい条件ですね。特に、ボディが特大サイズのサバナを、下処理から施工仕上げまで1日でできる訳ないですからね…💦
だから始めから4回に分けて施工するプランを想定しました。まずはボンネット1枚から施工です。
そのため、薬剤2種類を正確に1/4にするのに「スポイト」を利用したということです。これは想定通り「良い考え」だったと思っています。
使用しなかった分は「現在も問題なく保存」されていますので!
ただ、この方法は何処にも推奨されていませんし、筆者がこの方法を勧めている訳でもありません。もし試されたとしても完全に自己判断でお願いします。何があっても当方は一切関与できませんのでご了承ください。
施工した感想と仕上がり具合について
『G’zoxのリアルガラスコート』 classMをボンネット1枚に施工した率直な感想は、「簡単手軽」で正直驚きました。
コーテイング施工だけに関して言ってしまえば、「ムラなく塗る」ことができればOKで、難しいのは『前処理と下地処理』なんだと改めて勉強になりました。
プロショップの施工費用の大半は「磨き代」なんだなと実感しました。
今回はDIYで施工しましたのでさすがに5年間持続するとは思っていませんが、それでも確実に数年間は持ってくれるのかなって期待しています。
DIYで施工費用を1万円以内で収められれば、何も言うことは無いな~というのが個人的な感想でした。
あとは、艶が足りないところや傷が目立つところを集中的にケアしていこうと思っています。
以下の内容が『G’zoxのリアルガラスコート』 classMの商品説明です。
強力な撥水性、耐久性を備えつつ、吸い込まれるような深い艶感を実現した「リアルガラスコート」シリーズの最上位モデル。
硬質なガラス系のコーティング層が、美しい艶を実現。強固な被膜は耐久性が高く、ボディに悪影響を及ぼす紫外線や酸性雨、有害成分、チリやほこりなどによるキズなどから、長期間にわたりボディを保護し、愛車に圧倒的な存在感をもたらします。
あとがき
今回は5年前に愛車に施工した『SOFT99シリーズのG’Zoxリアルガラスコート』の効果検証の記事をかきました。
青空駐車という車の保管環境の中、洗車も月に1~3回は洗車機に投入するという過酷な条件での検証でした。しかし、4年間は大方満足できる効果は残っていた様に感じました。
サバナの場合は5年目の再施工だったので、効果は『満足』と言わせていただきます。
もちろん、保管環境、使用環境で効果の持続性は変わってくると思いますが、メーカーが謳っていることに「大きな矛盾は無い」と筆者は感じました。
ブログ内に『SOFT99シリーズのG’Zoxリアルガラスコート』の紹介記事を書いていますのでぜひ読んでみてください。記事はこちらからどうぞ。
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