東北のお伊勢様、山形の熊野大社までハーレーでツーリング。
今日は山形県南陽市にある熊野大社まで、3拍子を奏でて走ってきました。
この季節は走っていて本当に気持ちい!(*'▽')
バイク最高!ハーレー最高!ってテンション上がりました。
やっぱり秋はツーリングでしょう!ブンブン♬
高速使って約1時間ちょっと、ゆっくり景色を楽しみながら走ってきました。
天気も良かったし風も無かったので、高速は快適ツーリングでした。東北中央自動車道は、走り易くて良い道ですね~。(^o^)/
今回の目的地は、東北のお伊勢様、熊野大社です。全国に熊野神社がたくさんあることは知っていたけど、なんで『熊野』なのかな~と疑問に思ってましたが、今回勉強して解決しました。
熊野大社にお祀りされている神様は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)なんですが、
いざなぎのみこと(伊弉諾尊)は熊野速玉大神 くまのはやたまのおおかみ、いざなみのみこと(伊弉冉尊) は熊野夫須美大神 くまのふすみのおおかみ、
というそうです。
だから熊野大社なのですね、納得しました。m(__)m ハハア~。
※他の神社の記事で日光東照宮があります。
縁結びの神様
伊弉冉尊(いざなみのみこと 熊野夫須美大神)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと 熊野速玉大神)が、お祀りされていることはわかりました。
では、縁結びの神様について超簡単に説明すると、日本の神話の世界では、世界の始まりのときに最初に誕生した「むすひ」の一組の男女の神様が、
イザナギノミコト(伊弉諾尊)とイザナミノミコト( 伊弉冉尊)です。古い言葉では誘うことを「いざなう」と表現しますが、そのいざなう神様ということです。
誘いあう男女の神様だから『縁結びの神様』なのですね。
この日も大勢の参拝客がいましたが、カップルが多かったのはその為でしょうか。
格式ある神社の入り口近くに『icho cafe』のようなお店があることも、これで納得できました。
このお店は、町づくりとして神社の境内に作られていて、地元の素材にこだわったカフェだそうです。
日本三熊野と熊野三山は同じじゃないの?という疑問について。
神社仏閣などで「日本三○○」とか、「三大○○」という称号を耳にすることがありますが、そこはきっと由緒正しいところなのであろうと、あまり深く考えたことはありませんでした。
自分の地元には「日本三大不動」という不動尊があるのですが、実は日本三大不動尊は3ヶ所ではないということを、ある日知りました。
へ~、三大不動尊なのにね…と。
まぁ、いろいろな事情があるんでしょう、と思っていたら、熊野神社にもそんな感じのものがありましたね。
全国には2,000とも3,000とも言われる熊野神社があるそうですが(正確数は把握できていないそう)、大方は熊野三山(熊野本宮大社〈本宮〉、熊野速玉大社〈新宮〉、熊野那智大社〈那智〉)の祭神である熊野権現を合祀しているそうです。
自分のような学の無いものには、熊野三山が「日本三熊野」じゃないの?と、
簡単に考えてしまいますが、実際はそうではないようですね。
神社が建造された年代や歴史、誰が建立したのかなど、様々な要件やそれぞれの主張が相まって、複雑になっているのですね。
当ブログ内に、熊野那智大社の御神体『那智の滝』の関連記事がありますので、良かったら見てください。
意味合いは全く違いますが、『道の駅第1号の発祥地』がひとつじゃないことも似ていますね。その記事はこちらから。
三羽のうさぎを捜せましたか?自分は探せませんでした。(T_T)
熊野大社の本殿裏には、うさぎが三羽隠し彫りされている場所があります。
その隠し彫りされたうさぎを三羽見つけると、恋や願い事が成就するという言い伝えがあるそうです。
最後の三羽目を人から聞いたり、場所を教えてしまうとご利益がなくなるともいわれている、古くから伝わる伝説です。
また、雨上がりの満月の日に、水面に浮かんだ月にうさぎが映しだされることを、風で揺れる月とうさぎの姿で「波にうさぎ」といわれているそうです。
『日光の三猿や眠り猫』もそうですが、いにしえの神社仏閣には言い伝えが多く残されていて、そこには人々に愛されていた証を感じます。
あとがき、ダリア園
この日の帰りは、川西にあるダリア園に寄ってきました。
川西ダリヤ園は2020年に開園60周年を迎える、地元の人はみんな知っている由緒あるダリア園です。
川西ダリヤ園は、4ヘクタールの広さに650種、約100,000本のダリヤの花が咲いているそうで、8月から11月初旬にかけてが見頃らしく、この時期はいろいろなダリアが咲き乱れているそうです。
あざやかな紅色、愛らしいピンク、魅惑の紫、爽やかな青、凛とした黄色、他にも、オレンジ、水色、 白、大輪、小さくカワイイ花など、世界中のダリアがところ狭しと目を癒してくれます。
園内にはゆっくりと散策できる遊歩道があり、花壇をぬうように広がっています。10月には「東北ダリア名花展」が行われるほか、 8月から11月初旬までの期間には、園内で様々なイベントが開催されるそうです。
訪れた多くの人がお気に入りのダリアを購入して、笑顔で持ち帰っていきました。(^o^)。
子ども広場には、すべり台などの遊具やアスレチックがあり、幼児から小学生まで楽しく遊ぶことができます。晴れた日は色とりどりのダリアに囲まれながら、芝生の上でピクニックをすることもおすすめです。