仙台から車で1時間のところにあるパワースポット『定義さん』に行ってきました。
こちらの第一印象は、見どころがたくさんあることと、とにかく景観が素晴らしく全てがきれいに整備されていることでした。
平家ゆかりの地なので、歴史好きの方にも是非見ていただきたい見ごたえ十分のパワースポットです。
定義如来西方寺
こちらの正式名称は、浄土宗極楽山西方寺で御本尊は800年の歴史を持つ阿弥陀如来様の掛け軸で、平安時代に平重盛公の祈願によって中国から日本にもたらされた秘仏の掛け軸です。
平重盛公が病死し平家衰退の世も、重臣・平貞能公が源氏の追討から守り抜きました。
貞能公は最後にこの地に隠れ、なおも世にはばかり名を『定義』と改めたことでこの地を定義、如来様を定規如来と称することになったそうです。
ネットで検索すると『定義山』と書いているサイトがありますが、正確には『定義さん』で、定義は山のことではなく人の名前なんですね。
とても広い敷地の中に見どころがたくさんあるので、時間を掛けてゆっくり参拝することをお奨めします。
出かける前に下記のサイトで情報を予習すると、一層楽しく拝観できると思います。
寺務所の中も拝観できます
大本堂の隣にある『寺務所』では、御祈祷や御朱印を頂く受付があります。
今回は2枚の御朱印をいただきました。
御朱印を頂くまでの時間に寺務所の中を拝観してきました。
寺務所内には曼荼羅や掛け軸などが展示されていて拝観することができます。
平和のシンボル五重塔
平貞能公への感謝とそのご供養、人類の平和を祈念するシンボルの塔として建立された高さ29mの五重塔です。
3月から11月の毎月7日は、五重塔祭典日で御開帳となっています。
※ 五重塔の中に入ることは出来ませんが、正面よりご本尊、阿弥陀如来を拝むことが出来ます。
絵葉書のように美しい日本庭園
五重塔の正面にはひと際美しい日本庭園があります。
庭園越しに五重塔を一望する景観は見事の一言で、正に絵葉書の中に入り込んだかのような美しさでした。
庭園内には「茶室」があり予約をすれば利用することもできるそうです。
鐘楼堂(鐘つき堂)
京都で作られた、高さ 約6尺(約180センチ)直径 約3尺5寸(約100センチ)重量 約80貫(約320キロ)の鐘が設置されています。
西方寺山門
西方寺入り口の山門です。
正面左右に金剛力士像が立ち、中には世親菩薩と無著菩薩が安置されています。
車を止めた場所が大本堂の正面の駐車場だったため、拝観の順番としてはここが最後になってしまいました。
本来ならば山門から順番に拝観を始めるべきだと思いますので、事前の下調べは大切ですね。
あとがき(名物三角あぶらあげ)
山門前の参道には土産物屋や食事処が並んでいます。
時間がある方は100m程手前にある「定義交流センター」前の駐車場に車を停めて歩いてくると、TVや雑誌などで何度も紹介されている「定義とうふ店」に行くことができます。
定義とうふ店は仙台出身のサンドウィッチマンや多くの芸能人が訪れていますので、話題に敏感な人は是非行かれるといいと思います。
当方は定休日に出向いたので、今回は定義とうふ店には行かれませんでした。次回は是非行ってみたいと思います。
山門を出た直ぐのお店だけが営業していたので、名物の定義あぶらあげは頂いてきました。
味わいのある風情で、こちらはこれでありだと思いました。
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