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みちのくの秘湯、野地温泉。標高1200mの硫黄泉白濁湯の効果。

2021年10月14日

雲上、野地温泉ホテルの人気の秘密は泉質だった!

吾妻連峰の高地1200ⅿにある秘湯、野地温泉ホテルに行ってきました。吾妻連峰の紅葉の時期になり、山頂付近は綺麗に色づき始めています。そんな中、紅葉を眼前に眺めながら温泉を楽しめる、1200ⅿの高地ならではの人気温泉、野地温泉ホテルのレビューをUPしました。秘湯愛好家必見ですよ。(*'▽')

奥羽山脈の吾妻連峰の高地にある野地温泉ホテルは、左に西蔵王連峰、正面は飯豊連峰を望む立地にあります。天気の良い日は飯豊連峰から上がる日の出を眺めることができ静寂の中に登る朝陽の神々しさは、まさに御来光といえる感動の絶景です。
一度は観てほしいお薦めの風景です。
※この日は曇天で残念ながら御来光は観られませんでした…。(T_T)

秘湯、野地温泉ホテルのHPはこちらから。

お湯に加減を加えない、硫黄泉白濁湯が凄い理由。

野地温泉ホテルのお湯は、硫黄泉白濁湯が特徴です。
硫黄泉とは、総硫黄を2mg/kg以上含んでいる温泉のことをいい、
1・アトピー性皮膚炎
2・尋常性乾癬
3・慢性湿疹
4・表皮化膿症
といった皮膚疾患の名湯として知名度が高く、悩みの軽減が期待できます

しかも、温泉として正真正銘の「源泉かけ流し」で、100%天然温泉を謳っています。
源泉かけ流しだけが良い訳ではなく、場合によっては組み上げや加水、追い炊きにより、より良い効能を引き出せる温泉もあるでしょうが、やはり温泉の魅力の一つは、源泉かけ流しであると言えます。その点、野地温泉ホテルの『天然温泉の源泉かけ流し』は、贅沢にお湯に浸れ満足度は高いと言えるでしょう。

6つの湯殿で湯めぐりざんまい。硫黄泉白濁湯あるある。

おそらく硫黄泉の温泉地では良く見る ”あるあるの光景” かもしれませんが、野地温泉ホテルでも、そのあるあるが見られました。それは、「いたるところが湯華だらけ」というあるあるです。
けやきの浴槽の縁や床の隅、かけ流しのお湯が出てくる周りなどに、『白い湯華』がいっぱい付着していて、見るたびに「袋に入れて持って帰りたいな~」と思ってしまいました。(>_<)

湯華は売店で売ってましたので、どうしても欲しい方は購入することもできますよ。そうすれば自宅のお風呂が温泉に早変わりですね。

野地温泉ホテルのお風呂は、趣の異なる6つの湯殿が楽しめ、露天風呂からは今の時期なら紅葉、12月からは雪見を楽しむことができます。



内風呂から繋がった半露天風呂の佇まいが独特で、深い味わいがあり人気の理由がわかりました。

6つの湯殿は嬉しいのですが、入浴にはあらかじめ予定を立てて入ることをお勧めします。なぜなら、硫黄泉のお湯は「総硫黄を2mg/kg以上含んでいる温泉」ですから、肌が弱い人や、皮膚に疾患がある人の場合、子供や老人には刺激が強い可能性があります。人によっては「湯あたり」を起こす場合もあるので、注意をしながら入浴する必要があります。一度に長湯したり立て続けに湯巡りしたりせず、湯上り後の体調や肌の具合をよく観察することが大切です。自信の無い方は、到着後身体を休めてから1回、就寝前に1回、朝風呂に1回など、帰るまでの入浴予定を立てることをお勧めします。入浴の間隔を充分とり、湯あたりを予防しながら安心して温泉を満喫してください。

2年連続、人気温泉宿ランキング日本一。

温泉の楽しみは、『お風呂と食事』が2大テーマです。
野地温泉ホテルは、2年連続で人気温泉日本一に輝いている温泉ホテルなので、食事にも当然こだわりがあるそうです。
ここのホテルは、配膳スタイルの食事の提供なので、一度も席を立つことなく料理を堪能することができます。落ち着いて食事をしたい方や、足腰に不安がある方には喜ばれるスタイルだと思います。ビュッフェやバイキングにも魅力はありますが、全ての宿がそのスタイルしかなかったら、それはそれで寂しいもの。
野地温泉ホテルは、落ち着いて食事をしたいと希望する方にお勧めです。



野地温泉ホテルの最大の魅力は秘湯としての立地と、6つの100%源泉かけ流し温泉。その他は望まない方がいいのかなと思います。
女性客に喜ばれる、選べる浴衣のサービスやアメニティの種類、施設の新しい設備などには、高い得点をつけることは正直できないな、というのが率直な感想でした。

ロケーションこそが秘湯の条件。標高1200ⅿの雲上の湯めぐり宿。

野地温泉ホテルの最大の魅力はローケーションの良さ。奥羽山脈の西蔵王連峰から連なる吾妻連峰の高地1200ⅿにある最高の立地。この立地条件から見られる雲海は、一見の価値ありの絶景であり、正面の飯豊連峰から静寂の中に登る朝陽の神々しさは、まさに感動の絶景です。
このロケーションこそが『野地温泉ホテルの最大の魅力』であると、改めて実感しました。秘湯好きの方は是非一度足を運んでみてください。

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まとめ 磐梯吾妻スカイラインの紅葉は見もの!

野地温泉ホテルの前の道を北にどこまでも進むと、吾妻山の頂上にある『浄土平』まで行くことができます。野地温泉から約570ⅿ標高を上がって行く山道を走ります。
紅葉の時期の山々はきれい赤く染まり、走っているだけで目を楽しませてくれます。この道を吾妻山の反対側の尾根に沿って降りる道が、磐梯吾妻スカイラインになります。この「高湯温泉側」から登って浄土平まで行くスカイラインルートが一般的には有名で景色が良いとされていますが、紅葉の時期には非常に混雑し渋滞することもあります。そんな時は、野地温泉側のルートから登ってスカイライン側に降りることもできるので、混雑を回避することが可能です。

浄土平から吾妻山の頂上まで登ると、吾妻山の火口を観ることができます。その風景はまさに活火山の噴火口ならではのものです。レストハウスからは20分~30分くらいで頂上の火口まで登れます火口の1周は約1時間くらいでできますので、時間のある方、体力のある方は、是非火口のてっぺんからの一望を楽しんできてください。眼下に遮るものが何もなく、山の麓まで見下ろせる風景は絶景であり、きっと思い出に刻まれる景色だと思います。

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