福島県郡山市にある磐梯熱海温泉の栄楽館に宿泊してきました。その時に『ミラクル』が起きたので、今日はその話題を記事にします。
磐梯熱海温泉は以前から泉質が好きで、日帰りや宿泊などでいくつもの施設を利用しながら何度も通っていました。その中でも栄楽館という旅館の貸切風呂が一番のお気に入りで、数えきれないほど通っていました。
今回は、栄楽館の近くにある『温泉神社』にお参りしたご利益?なのか、クジで宿泊券が当たったミラクルについて書きました。
磐梯熱海温泉の栄楽館でミラクル発生!(*'▽')
栄楽館の温泉は『単純アルカリ泉』で美肌の湯と言われています。お湯の中では身体がヌルヌルと感じ、湯上りは肌がスベスベになりボディクリームが要らない程です。磐梯熱海温泉の中でもPH値が場所によって異なるらしく、栄楽館の源泉は少しアルカリが強い泉質のようです。
磐梯熱海温泉、栄楽館のHPはこちらから。
栄楽館の姉妹館、『楽山』へ宿泊したときの記事はこちらこらから。
郡山磐梯熱海温泉、栄楽館は貸切風呂が良い!
コロナの規制により温泉施設の利用が自由にできない状況ですが、少しでも『行った気になれる』ような栄楽館の紹介をしたいと思います。
栄楽館は10年近く前から利用させてもらっている温泉旅館で、『滝見の湯』という貸切風呂が1番のお気に入りです。このお風呂を利用するために何度も通っています。
貸切風呂の料金は45分で2,000円、「滝見の湯」と「湯次郎の湯」のふたつの貸切風呂があります。両方とも内湯と露天(半露天)のふたつのお風呂があって、大きさも貸切風呂としては大きな湯船を提供しています。
毎回二人で利用していますが、二人で使うにはとても贅沢な広さだと思います。近隣の他の貸切風呂と比較しても料金/時間のコスパ、お風呂のランク共に私の中ではNo1の貸切温泉です。
『滝見の湯』
『湯次郎の湯』※石原裕次郎さんが西部警察時代に石原軍団で利用したことがあるそうで、この湯次郎は裕次郎に掛けてあるのかと推察します。
お宿の特徴、栄楽館の温泉は泉質が良い!
貸切風呂の他にも、露天風呂付のお部屋や展望露天風呂付のお部屋、畳敷き大浴場があり、それぞれに趣旨を凝らして作られいる良いお風呂がたくさんあります。
栄楽館の泉質は『単純アルカリ泉』で敷地内の地下400mから湧出していて、美肌の湯と言われています。同じ磐梯熱海温泉の中でもPH値が場所によって異なるらしく、栄楽館の源泉のPH値は9.3でアルカリ泉になります。同じ磐梯熱海の市営泉がPH8.42なので、それよりは少しアルカリが強い泉質になるようです。
女性客や若い年代の方にはアメニティーの充実は大切な問題です。好みの浴衣を借りられることや、湯上りの飲み物なども、栄楽館では良く考えられていました。宿泊客にコインで生ビールを飲めるサーバーや、ところてんのサービス、お茶やコーヒーの無料コーナーを利用しながらラウンジで過ごす時間も、日常を忘れられる良いサービスでした。
お楽しみの食事は部屋食も選べます。
宿泊プランによっては食事を部屋食にすることも可能で、他人に気遣いをすることなく、ゆっくりとプライベートな時間を過ごすことができます。コロナ過に於いては大変にありがたいサービスで、高齢者や疾患を持っている方でもこれなら安心ですね。
お料理も十分満足できる内容で、上げ膳据え膳の非日常を満喫することができました。
朝食も部屋食で。
朝食も会場に足を運ぶことがなかったので、朝風呂の後に身支度を気にすることなくゆっくり頂くことができました。こんな点も女性には高評価につながる要因のひとつですね。
食事の後も10時までには充分な時間があったので、部屋でゆっくり過ごして日頃の疲れを癒すことができました。
最後に予期せぬミラクルが発生。おみくじで宿泊券、40,000円分が当たった!(^o^)
あっという間の一泊の滞在を満喫し、心も身体も癒された後にそれは訪れました。
チェックアウトを済ませた時にスタッフの方が『1枚どうぞ』と笑顔で抽選箱をこちらに向けてくれました。そんなシーンは巷でよくある光景なので、特別驚く事もなく言われた通り1枚引いてスタッフの方に手渡しました。すると、抽選箱に2枚しか入っていない『無料宿泊券』が当たってしまったのです。
当たりました~!とスタッフの方に声を掛けられても、『どうせ少し割引される程度の優待券でしょ…』って思っていたら、それがなんと『2名様分無料宿泊券』だったのです。
クジで1等が当たったのは長い人生で初めての経験。
生きてさえいれば良いことがあるものだと、コロナ過の殺伐とする中で一筋の光を感じる事ができた経験でした。
実は前日のチェックイン前に、栄楽館のすぐ近くにある『温泉神社』にお参りに行っていたので、そのご利益ではないかと勝手に思っています。
後から調べて分かったことですが、湯泉神社を音読みで「トウセンジンジャ」とも読めることから、当選祈願に訪れる人も多いらしく、まさに今回の宿泊券は湯泉神社の御利益だったのだろうと思っています。
由緒正しいこの神社は、地元では温泉様とか湯泉様と呼ばれていて、熊野神社と併記して名前が刻まれています。毎年8月9日、10日は『荻姫祭り』が開催され地域の人の楽しみになっているそうですが、今年はコロナ過の自粛によって神社関係者のみで行われたようです。来年は何百年も続いてきたお祭りが、いつもの様に開催されることをお祈りいたします。
そんなこんなで2回目のお泊りへ。
2回目の利用は、コロナの影響を考慮して11月に利用することにしました。
無料宿泊券での利用内容は、1泊20,000円の宿泊コースの内容だそうで、浴衣を選べたり、湯上り生ビール券2枚分がついていたりと、十分なサービスを受けることができ満足することができました。
まさに『湯泉様さま』でした。
2度目の食事は会場で
今回の食事は朝も夜も食事会場でしたが、コロナ対策が十分にとられた会場でしたので安心して食事を楽しむことができました。
夜の食事は食べきれない程のボリュームで、とても満足できる内容でした。
会場にはたくさんのテーブルが準備されていて、大勢のお客さんが食事をしていましたが、テーブルごとにパーテーションで区切られてソーシャルディスタンスもしっかり測られていたので、不安な要素は感じませんでした。
総論、磐梯熱海温泉 栄楽館の評価。
貸切温泉は何度も利用させてもらっているので、温泉に関しての個人的評価は★5つ。
館内の清掃は、部屋、浴室、ロビーと気になるところはどこにも無く、全く問題は感じませんでしたし、食事に関しても、夜も昼も充分な質と量を提供されていてとても満足することができました。
スタッフさんの接客も、どなたも丁寧な対応をされていて好感が持てました。
コロナ過で大変な時期ではありますが、頑張っているスタッフさんの姿に逆に感動すら覚えました。機会をみてまた宿泊したいと思っています。
あとがき、裏磐梯はスキー場がオープンしました!
栄楽館を出発した後は、猪苗代の道の駅に立ち寄ってきました。
ちょうど前日に寒波が来ていたので、猪苗代湖の周辺や裏磐梯の山々には雪が積もっていて、道の駅から見える猪苗代スキー場のコースがクッキリと浮き出て見ることができました。
昨シーズンはスキー場も開店休業状態だったそうなので、今年こそは大勢のスキーヤーやボーダーさんが集まってくれることを期待しています。
福島に戻る際に箕輪スキー場の前を通ってきましたが、こちらも順調に雪が積もっていて、その翌日にはオープンすることができた様です。(*^_^*)
世界中が1日も早く元に戻る日が訪れますように、願ってやみません。